とみおか心療クリニック 院長ブログ

旧称・とみおか心療クリニック(仮称) 開院準備ブログ

当院で対応が難しいケースについて

 当院は個人クリニックであり、現在、医師は院長1名、設備もスタッフの人数も限られております。なので、初診していただいている患者さんのうち、どうしても当院では治療対応が難しい患者さんも、一定割合でいらっしゃいます。

①入院治療が必要なケース

 うつ状態希死念慮(死にたい気持ち)が強い場合、実際に自傷行為や自殺企図を行っている場合、逆に躁状態でテンションが上がりすぎて興奮が激しい場合、幻覚妄想が激しすぎて治療の必要性を理解できない場合、などは基本的には入院治療が必要です。当院通院中の患者さんで症状悪化しそのようになってしまった場合は、入院対応が可能な医療機関を紹介しております。

 これから初診を検討されている方で、上記にあてはまる場合は、最初から入院病床のある精神科医療機関に受診されたほうが、スムーズかもしれません

 これ以外にも、高齢の患者さんで、症状が激しいが薬の副作用も強く出て調整が難しい、といった場合も、入院での調整のほうが無難かもしれません。

②継続的に長時間の心理カウンセリングが必要な場合

 当院は現在、臨床心理士公認心理師)が勤務していないことから、心理カウンセリングが実施できません。また、医師は現在、院長1名で運営しており、診療時間の制約もあることから、初診はともかく再診では、継続的に長時間(30分以上など)の診察をすることができません。なので、もしそのような診察を希望される場合は、現状、心理カウンセリング対応が可能な医療機関を紹介させていただいております。

 この点につきましては、今後、可能であればスタッフの拡充などで対応できるようにしたいと思っております。ただし現状、この理由により他の医療機関に紹介となった患者さんは、開院以来現在(2020年2月)までのところ、開院以来1,000名を超える初診患者さんのうち、5名未満でした。なので、現状は、そのように対応させていただいております。

③小学生以下の児童

 未就学のお子さんの場合、小児科的な疾患の可能性も高いため、まずは小児科(できれば小児神経疾患専門の先生)を受診されることをおすすめいたします。

 小学生の場合も、成人と異なり、専門的な心理検査やカウンセリングが必要となることが多いため、まずは児童精神科専門の医療機関を受診されることをおすすめいたします。ただし、既にそのような医療機関に一定期間通院し、診断及び治療方針が確定しており、かつ紹介状のある方に限り、当院でも対応可能です

 ④脳器質性疾患で継続的な精密検査(脳波・CT等)が必要な場合

 当院では脳波検査やCTなどの画像検査の設備がありません。なので、例えば、てんかんで薬物調整が必要な場合など、脳波検査をしながらの薬剤調整ができません。なので、そのような治療対応が必要な場合も、対応可能な医療機関を紹介させていただいております。

 なお、そのような検査が必要な患者さんでも、症状が安定している患者さんに限り、基本的に当院で治療継続し、検査が必要な時だけ実施可能な医療機関で検査していただく、という形での対応も可能です。

 ⑤その他

  現在、医師は院長1名で運営しているため、よくも悪しくも個人のクセというか、患者さんと合う合わないという問題も発生する可能性があります。当院のような個人開業医というのは、飲食店でいうと、「オーナーシェフのレストラン」のようなものであり、お客さんの味の好みに合うか合わないか、という問題は必ず発生します。

 例えば、院長のポリシーとして、決して高圧的にならないように、できるだけ穏やかにマイルドに対応するように、というのがあります。昔話になりますが、既に他界した当方の母親は、病弱でパーキンソン病を患っており、病状は年々悪化する一方でした。そして様々な合併症のため、様々な医療機関・診療科を受診しておりました。その当時しばしば、母の受診に同行していましたが、どの医師も高圧的・一方的であり、「ああはなりたくないな」といつも思っておりました。昭和の時代という時代背景もありましたが、現在は常識ともいえる「インフォームドコンセント」という概念がまだ乏しい時代でした。そのような昔の経験もあり、できるだけ穏やかに、決して高圧的にならないように、と駆け出しのころから心がけてきました。今まで関わりのあった患者さんたちからはおおむね好評をいただいており、そのポリシーでよしとして今までやってきました。

 しかし、とあるクリニックに勤務していたとき、患者さんからのアンケートを目にする機会がありました。それには「やさしいが何か物足りない。高圧的でいいからビシバシ厳しく指導してもらいたい」と書かれておりました。やはり、少数とは思いますが高圧的・一方的でいいからビシバシ厳しくやってもらいたい、という患者さんもいるのだと思いました。その後いろいろ悩みましたが、元々いろいろな意味で不器用な人間であり、患者さんに合わせて瞬時に人間性を180度ガラリと変えられるような器用さは残念ながら持ち合わせておりません。なので、駆け出しのころからのポリシーは貫き、理解していただける患者さんに理解してもらえばよいと考えるようになりました。なので、少数とは思いますが「高圧的・一方的にビシバシ厳しくしてほしい」がご希望の患者さんには、誠に残念ながら合わないと思います。

 なので、そのような、合う合わないの問題を避けるという意味では、飲食店の例えでいえば、オーナーシェフのレストランではなくファミレスかフードコートに行くのが無難なのと同様、複数の医師が勤務している大病院を受診するほうが無難でしょう(心療内科・精神科の医師は個性的な人が多いので、フードコートの例えのほうが現状に合っているような気がします)。

 当院に受診していただいた患者さん全員がよくなっていただきたいのは当然のことですが、どうしても、個人クリニックという制約があり、院長個人の力量、患者さんとの相性、設備・スタッフの人員の限界、等により、他の医療機関を受診していただくほうが最善という場合が少なからずあります。そのような場合でも、最善の道を提案し患者さんにとってベストな治療を受けていただくようにするのが当院の義務ですから、そういった提案も含め、ご理解いただければ幸いです。

 

 

 

 

当院で治療対応可能な、代表的な症状・状態

「受診すべきかどうか迷っているうちに、期間が経ってしまった」という方も、初診の患者さんの中には多いです。そのため、当院で治療対応している主な症状・状態につき、簡単に説明してみたいと思います。

 

 気分が落ち込んでいる、何をしても楽しくない、ネガティブな考え方をしてしまう、暗い気持ちが続く、食欲がない、夜眠れない(よく眠れた感じがしない)、身体の不調(胃腸の不調、動悸、呼吸の乱れ、喉に何か詰まってる感じ、めまい、ふらつき、等)があり、様々な身体検査をしても全く異常がない、等

 わけもなく気分が高揚してしまう、イライラしやすい、怒りっぽい、ついお金を使いすぎてしまう、等

 突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震え、等が発作的に起こってしまう。電車やエレベーターの中など閉じられた空間で多い、等

 自分しかいないはずなのに人の声がする、いつも悪口を言われている、誰かに狙われている、何か悪いことが起こる気がして怖い、等

 仕事や学業に集中できない、課題が期日に間に合わない、忘れ物が非常に多い、スケジュールを覚えていられない、人の話に集中できない、つい余計なことを言って人を怒らせてしまう、等

 

 以上、当院で治療対応している症状・状態のうち、ごく代表的なものを一部紹介させていただきました。もちろん、上記以外にも治療対応している症状・状態もあります。当てはまるかな、と思って困っていらっしゃる方は、どうか遠慮なく受診していただければ幸いです。

 

 

 

待合室を少し模様替えしました。

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も、スタッフ共々、患者さんファーストなクリニックを目指し頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最近、日によっては待合室の混雑が激しくなっており、座席が足りないことが多くなってきていました。

 今まで使っていた待合室のソファーが、やや使い勝手悪かったため、少し模様替えをしてみました。

 今までよりも、多くの方が座れるようになったかと思います。

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年末年始の休診のお知らせ

年末年始の休診のお知らせです。

令和1年12月29日(日)~令和2年1月5日(日)の間

【休診】とさせていただきます。

令和2年1月6日(月)から通常通りの診療となります。

休診期間中はご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、

ご了承の程よろしくお願い致します。

講演会、無事終了しました。

11月29日(金)の講演会、お陰様で、無事できました。

疾患についての説明のスライドは、自分なりにわかりやすくまとめて作成してみたつもりです。せっかく作成したので、当ブログでも少しづつ出してみようかと思います。

 

甘楽町で講演会


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なんと11月29日金曜日、甘楽町にて講演会を行わせていただきます。

『健康ですか?あなたのこころ』というテーマです。

どんな内容にしようかと考えていましたが、普段の診察と同じように、患者さんやそのご家族に説明しているのと同じ内容を、拡充してお話ししてみることにいたしました。

 

 

11月22日(金)休診のお知らせ

休診のお知らせです。

11月22日(金)

こちらの都合で申し訳ありませんが、休診とさせていただきます。

ご不便おかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。